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皆さん、こんにちは。リライズコンサルティングの南口です。
今回は、前回に引き続き、テーマ「EC事業でうまくいかない食品企業のよくある失敗10例」より、E責任者がいない、施策がやり切れていない、についてお伝えして参ります。
(10例についてはレポート最後に記載)
■E責任者がいない、施策がやり切れていない
成長市場、事業効率化、高生産性など心地の良い言葉がたくさん並ぶBtoB−EC。多くの方にとって新規事業だと思います。新規事業の成否は、やはり「ヒト」である、ということは前回のレポートでお伝えしました。
よくご相談時に「自社の閑散期にECの売上を上げたい」という方がいらっしゃいますが、これはオススメしません。気合の入った新規事業、もしくは相当資金的に余裕のある企業以外はうまくいきません。
基本的にアナタの既存事業とBtoB−ECの繁忙期は同じですから、売上の底上げを行うのであれば、繁忙期に備えて準備する必要があります。ところが責任者不在のEC事業は、前者からすれば売上も低いため優先度が低く、ほぼ何も為されないまま繁忙期に突入。結果、売上は上がらず、責任者も付かず、という負のループに陥ります。
これは売り方、商品云々の話ではなく、そもそも新規事業に対する人員のアサインが問題です。これは、@経営者が本気になっていない、A自動販売機と勘違いしている、に陥っている企業に多く見られます。
もちろん企業のヒト・モノ・カネの資産は有限です。有限資産をどこに、どう割り当て、効果を最適化させることが経営ですが、さすがにゼロでは何も生まれません。
本レポートをご覧のアナタがもし経営者であれば、あとは決断次第ですが、もしご担当者様であれば、「投資なしで、売上上げろ」という無理難題に近しいミッションになりますので、かなり難易度は高くなります。
そんなときは、そもそも論について上長、経営陣と相談することをお薦めします。
<EC事業でうまくいかない食品企業のよくある失敗10例>
@経営者が本気になっていない
A自動販売機と勘違いしている(いきなりHP制作会社に依頼)
BECのビジネスモデルを理解できていない
C販促投資が行えてない、後投資型事業であることへの理解不足
E責任者がいない、施策がやり切れていない
F自社で購入する理由が明確でない
G新規顧客が集まらない
Hリピート作りが出来ていない
I構造上、収益を生まない
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2021年、食品EC(toB、toC)で知るべき時流についてお伝えします。
全国の小売店、飲食店へ販路拡大!経営者、経営幹部向け
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