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レポート10 / EC事業でうまくいかない食品企業のよくある失敗10例(5)
  「責任者がいない、施策がやり切れていない」
 
 
     
 


皆さん、こんにちは。リライズコンサルティングの南口です。

 

今回は、前回に引き続き、テーマ「EC事業でうまくいかない食品企業のよくある失敗10例」より、E責任者がいない、施策がやり切れていない、についてお伝えして参ります。

(10例についてはレポート最後に記載)

 

 

■E責任者がいない、施策がやり切れていない

 

成長市場、事業効率化、高生産性など心地の良い言葉がたくさん並ぶBtoB−EC。多くの方にとって新規事業だと思います。新規事業の成否は、やはり「ヒト」である、ということは前回のレポートでお伝えしました。

 

よくご相談時に「自社の閑散期にECの売上を上げたい」という方がいらっしゃいますが、これはオススメしません。気合の入った新規事業、もしくは相当資金的に余裕のある企業以外はうまくいきません。

 

基本的にアナタの既存事業とBtoB−ECの繁忙期は同じですから、売上の底上げを行うのであれば、繁忙期に備えて準備する必要があります。ところが責任者不在のEC事業は、前者からすれば売上も低いため優先度が低く、ほぼ何も為されないまま繁忙期に突入。結果、売上は上がらず、責任者も付かず、という負のループに陥ります。

 

これは売り方、商品云々の話ではなく、そもそも新規事業に対する人員のアサインが問題です。これは、@経営者が本気になっていない、A自動販売機と勘違いしている、に陥っている企業に多く見られます。

 

もちろん企業のヒト・モノ・カネの資産は有限です。有限資産をどこに、どう割り当て、効果を最適化させることが経営ですが、さすがにゼロでは何も生まれません。

 

本レポートをご覧のアナタがもし経営者であれば、あとは決断次第ですが、もしご担当者様であれば、「投資なしで、売上上げろ」という無理難題に近しいミッションになりますので、かなり難易度は高くなります。

そんなときは、そもそも論について上長、経営陣と相談することをお薦めします。

 

 

<EC事業でうまくいかない食品企業のよくある失敗10例>

@経営者が本気になっていない

A自動販売機と勘違いしている(いきなりHP制作会社に依頼)

BECのビジネスモデルを理解できていない

C販促投資が行えてない、後投資型事業であることへの理解不足

D現場からの反発(営業組織から、事務スタッフから)

E責任者がいない、施策がやり切れていない

F自社で購入する理由が明確でない

G新規顧客が集まらない

Hリピート作りが出来ていない

I構造上、収益を生まない

 

 

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