皆さん、こんにちは。リライズコンサルティングの南口です。

７月２７日の新たな感染者数は２０万人を超え、残念なことにコロナ感染者がまた増加しています。緊急事態宣言など経済活動を直接的に縮小させる様な施策は今のところ挙がっていませんが、我々のご支援先の飲食店に於いて、今、現場では「人員不足」が課題に挙がっています。

現状の人員不足は、雇用としての人員不足ではなく、濃厚接触者として自宅待機せざるを得ないスタッフが急増し、シフトの変更や営業時間の短縮などを余儀なくされ、結果として売上が作れない、作る機会を逸している企業が増加しています。そこへ来て、資材や原材料の高騰の波が押し寄せ、売上減少・コスト上昇に苦しむ飲食店が増えています。

そんな中、問い合わせが増えているのが、「仕込みの代用としてのOEM」です。

今、「４分の３製品」がアツい！（２０２０年　９月　１日掲載）

https://www.food-oem.com/h-report-m-7.html

この「４分の３製品」というのはメーカー側の言葉ですが、飲食店にとっては「仕込みを軽減できる人手不足対策サービス」となるわけです。

私のご支援先での話で、とある東京のフレンチ店が、いわゆる業務用品質だと自店のクオリティが担保できないとの理由で、自社製品の一部をOEM依頼しております。

これは飲食店だけではありません。

私のご支援先である洋菓子メーカーには、地方の和洋併売の菓子店との取引が始まっています。もともと人手不足があった地方のお菓子屋さんでは、コロナでさらに人手不足が深刻化しており、大阪のご支援先の菓子メーカーから４分３製品を仕入れ、自店で仕上げだけ行い、販売しています。

この流れは、もうしばらく続くでしょう。

あなたの会社では、どんな飲食店の、業種業態の企業に対して、「人手が減ります」という提案が出来ますか？

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