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皆さん、こんにちは。リライズコンサルティングの南口です。
もう8月も終わり残り4か月。早いもので1年の3分の2が過ぎました。
日本でもコロナとの付き合い方も徐々に変わってきている様に感じますが、感染者の絶対数がいまだに多いことで、やはり不安層にとっては「コロナ前」には戻れずという様相。
飲食マーケット(7月:一般社団法人日本フードサービス協会)も、全体としては、夜業態の飲食店がコロナ前の53%と他の業態と比べて戻りが格段に遅くなっています。
http://www.jfnet.or.jp/files/getujidata-2022-07.pdf
■業務用
対料飲店向けについては、現状のリアルへのリベンジ消費とも言える支出の寄りを見れば恐らく昨年よりはプラスになるでしょう。居酒屋なども年末でしっかりと売り上げを作りたいという想いをお持ちでしょう。ただ、濃厚接触者や無症状感染者の待機制度次第で、「売りたいとき」に人手不足の不安、懸念から思い切って販促が出来ない店舗も多いと聞きます。
そうなると、
・人手がかからない、依存しない商品メニューが出来る
・通販やテイクアウトメニューが手軽に開発できる
・贈答商品として販売し、店舗外売上を作ることができる
などの提案が出来ればOEMやメーカー、卸側から見ればチャンスです。
ご支援先でも、全国的にも有名な高級料飲店から年末カタログの掲載商品にとOEM相談が来ました。自社は人手不足で製造が追いつかない、自社のブランドを活用して店舗の外の売上を作りたい、との相談です。高級飲食店も積極的に外注を探しています。もし私が対応可能だったら本OEMコムでも、自社はそういった高付加価値、高級店への実績をPRするでしょう。笑
■個人向けEC市場の年末予測
総務省が発表する家計調査という統計データで、1世帯あたりにおけるインターネットショッピング支出額の調査結果があります。22年6月、「インターネットショッピングで食料品への支出」が前年比103%と引き続き成長であることは変わりないのですが、その伸び率が鈍化しました。22年3月は前年比122%、4月、5月は同じく114%でしたので、やはりリアル支出へ消費が寄っている事が垣間見えます。
となるとこの冬は、「市場成長率<ショップ増加率」となり、繁忙期でしっかり売れるショップとそうでないショップの明暗がはっきりと分かれることになるでしょう。
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