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レポート5 / コロナ中(3〜5月)の食市場の概況と今増えている販路開拓
 
 
     
 




皆さん、こんにちは。リライズコンサルティングの南口です。

 

本日は、「コロナ中(3〜5月)の食市場の概況と今増えている販路開拓」についてお伝えします。また、ご支援先に寄せられる問い合わせは、まさにニーズの写し鏡なのですが、コロナと前後で変化していることも多く、そのあたりについても今後お伝えしていきます。

 

 

 

上記は、私の食品メーカー、問屋のご支援先の売上傾向を販路別にまとめた表です。一部インバウンドが減ったとは言え、日本人自体が大きく減少したわけではないので、マクロでみると食市場が激減したわけではありません。コロナで変わったのは、「食の購買地点が大幅に変わった」ということです。

 

外食業界は大苦戦でした。一方で、「個人向け×EC(=ネット通販)」はバブルでした。私のご支援先でも月、5月のネット通販売上は、前年同月比で200〜600%を叩き出しています。おおよそ平均すると300%くらいでしょうか。したがって現在非常に多く「通販参入」に関するお問い合わせをいただいていますが、失敗10例に当てはまる方が多く心配です。(失敗10例については、過去レポート参照)他では、地元向け商売が堅調でしたが、観光地はほぼ0でした。自粛解除、県の往来解除された今でも戻らず、ニュースで目にする「7割経済」が現実味を帯びています。

 

 

飲食店向けに販路を開拓したい企業は、今が大チャンス!

 

「え?軒並み苦戦している外食、飲食店に向けて営業しても意味ないんじゃない?」と思う方は多いと思います。が、間違っています。もちろん外食業界が苦しいことは確かですが、これまでのままで生き残れる飲食店はほんの一握りで、ほぼ全ての飲食店が「これまで」を見直し、「新たな売上作り」を模索しています。つまりコロナ以前であれば無視されていた提案ですら今は検討されるタイミングなのです。外食に向けて既存販路を持っていた企業にとっては脅威ですが、後発参入の企業にとっては、絶好のチャンスです。

 

私が、チャンスという理由は大きく4つ。

  1)   ほぼすべての飲食店が「新たな売上作り」を模索している(=情報を欲している)
       
  2)   多くの企業は、今、飲食店は苦しいから(と誤認して)営業していない
       
  3)   現時点で新たな取り組みに移行できている飲食店はかなり有望優良店(少なくとも現時点で資金繰りが解決している)
       
  4)   苦しい境遇でも前を向いて進む強さを持っている店舗


実際、WEB戦略を練って実行しているご支援先では、5月より問い合わせが増加し始めています。過去に営業し全く相手にしてもらえなかった企業から逆に問い合わせが来た、なんて話もあるくらいです。

 

既に動き出している企業と、できない理由言い訳を並べて動かない企業とでは、当たり前ですが明暗は分かれます。ただ言い訳なのかどうかは、本人にしかわかりませんからね。。。自分の胸に聞いてみるしか出来ません。

 

ただ1つ言える事は、「優良な企業はもう動き出している」ということです。コロナで大変な時期に「弊社は儲かっています」なんて声高々に言える人なんていないので、見えにくいだけです。

 

さあ、あなたはどうしますか?

 

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 (メール) minamiguchi@rerise-consulting.com
 
     


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