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レポート54 / GMSやホテル・宿泊施設からの相談が増えています
 
 
     
 



皆さん、こんにちは。 

ジャパンフードカンパニー南口です。

 

ジャパンフードカンパニーを立ち上げてから、デジタル以外の領域のお仕事をいただくことが増えました。先日も、西日本で多店舗展開しているGMSのバイヤー様や、ホテル宿泊施設の経営者、経営陣の方々からご相談をいただいております。

 

GMSでは、「地域性」や「特異性」をどのように出していくかがテーマとなっています。これらのテーマは「多様性」を意味し、多様性が非効率化に向かう一方で、「効率化」という相反するテーマとも対峙しています。その解決策の一つとして、誰にでも扱える問屋やディストリビューターではなく、小さくても多様なメーカーとつながりを持つ我々に相談が寄せられているのだと思っています。2020年9月の本レポートシリーズでも取り上げた「分の3商品(https://www.food-oem.com/h-report-m-7.html )」が、解決策として活用されています。

 

 

地元で人気のある洋菓子店とのコラボレーション商品をGMSで展開する例も、成功を収めています。地方に位置する繁盛している菓子店は、かつては新規出店で売上を拡大していましたが、昨今は人手不足などのリスクが増加し、「売れるだろうが新規出店はしない」という経営判断をしている店舗も多く存在します。このような状況下で、地域性や特異性を求めるGMSと手を組むことで、「地元では人気のお店なので知名度や集客力がある」となり、菓子店側も「スポット的であれ、人手を増やさず売上を伸ばすことが可能」となり、双方にメリットがあります。

 

次に、ホテル宿泊施設についてですが、未曾有のインバウンド消費によって非常に高い稼働率を維持しています。泊20万円の高級宿も、国内外の富裕層で賑わっており、活況を呈しています。現在の活況を生かして、次の一手を打つべく、食を企画開発し、さらなる売上を創出するプロジェクトが進行中です。関西地方に10棟弱のファミリー型ホテルを運営する企業からの相談もあり、ホテル稼働以外の収益を創る準備を進めています。

 

活況なマーケットにはさらなる売上の可能性があり、苦戦しがちな地方マーケットにも必ず活路があります。ただ、重要なのは、自分たちが積極的に変わる覚悟があるかどうかです。他責的な企業は衰退していくことを改めて実感しています。

 

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Email: minamiguchi@jfood-c.jp

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