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レポート61 / 誰かに売ってもらうでは海外売上は作れない
 
 
     
 



皆さん、こんにちは。

ジャパンフードカンパニーの南口です。

 

早いもので、今回で60回目のレポートとなりました。

ふと過去のアーカイブを読み返してみました。

 

回目は、2020年3月に掲載した「人手不足の今がチャンス! 中小企業こそ実践すべき『小ロット』OEM事業とは?」という記事です。

https://www.food-oem.com/h-report-m-1.html

 

 

市場の成熟に伴い、競合との差別化を図りたい小売店や飲食店が増える一方で、PB・OEMは大量ロットによるリスクが高いという需給ギャップが生じていました。その解決策として、小ロットでの商品化を提案した内容でした。この流れは今なお続いていますね。

 

 

そして、第回目のレポート掲載の翌月、2020年4月頃から、新型コロナウイルスの猛威が本格化しました。未曾有の事態に多くの企業が苦労を強いられました。減少するものばかりに目が行きがちな中、チャンスを見出したのは「増えているモノ・コト」に着目した人たちでした。ECやデリバリーといった急成長する市場に、自社の製品やサービスを適応させた企業は、コロナ禍でも成長を遂げていましたね。

 

コロナがようやく落ち着いたら外国人観光客が一気に押し寄せ、2024年にはコロナ前を超え、過去最高の訪日数を記録しました。

 

2020年3月時点で107.5円だったドル円相場は、現在では150円にまで上昇。客数と客単価の両方が急激に伸び、訪日外国人の消費が一層押し上げられていることが分かります。

 

 

2024年7月には、「タイは日本食のマーケットである」と題し、多くの日本人経営者がタイに対して誤ったイメージを持っていることを指摘しました。

 

東洋経済オンライン(2023年4月)でも、日本は「アメリカや中国に負けている」というレベルではなく、これまで後ろを走る国だと思われていた「東南アジアにも負けている」との記事が掲載されていました。

 

昨今の決算を見ても、海外に強い企業、海外売り上げが大きい企業が圧倒的に業績を伸ばしています。日本のメーカーに於いて、やはり海外売上の比重を高めていくことは必須でしょう。

 

 

「いつか海外へ」と漠然と考えている企業で海外販路を成功させた例を見たことがありません。その多くは、色んな商社や輸出会社と取引口座だけはあって、売上が無いという状態です。

 

それは、「待ち」だからです。

 

海外展開を実現できている企業と話をすると、必ず「攻め」です。直接営業です。もちろん物流や在庫、お金の流れなどの商流においては、直接・間接を臨機応変に使い分けつつ、営業は「直接営業」です。

 

「誰かに売ってもらう」が成功するのはほぼ成功しないとも言えます。

そういった海外販路のポイントをお伝えするため、「タイ販路開拓セミナー」を開催します。興味のある方は是非ご参加ください。

◆当日は、こんな内容を予定しています<セミナートピック>

(※予告なく変更する場合がございます。予めご了承ください)

・食品市場としてのタイの魅力

・日本と現地の価格差

・商談で出てきた現地バイヤーの声

・参入の前に調べておくこと

・タイ向け参入形態と営業形態

・海外相手に、決済リスクを最小限にする方法とは?

・自社に人手が居なくても輸出事業を始める方法

・海外営業の成功のポイント

・タイへの販路開拓のステップ など

 

「タイ販路開拓セミナー」 → 詳しくはこちら

◆概要

日時 : 2025年3月24日(月)14時~17時

会場 : 東京駅周辺 ※WEB開催はございません

主催 : 株式会社ジャパンフードカンパニー

費用 : 無料

 

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中小食品企業の業績アップのことならジャパンフードカンパニーにご相談ください。

 

ジャパンフードカンパニー(JFC)とは?

「海外進出」「デジタルマーケティング」「コマース」を活用し、日本の中小食品メーカーの売上アップを支援することを得意としています。代表の南口は、14年以上食品業界に身を置き100を超える食品企業の経営者様との相談・支援の中で得た知見を活かし、画一的なソリューションではなく、企業の個性を最大限に活かし、成長する企業作りをサポートします。

企業HP https://jfood-c.jp/

JFCだけが提供するタイへの販路開拓サポート
Meets Japan :
 https://jfood-c.jp/meets-japan/

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