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皆さん、こんにちは。リライズコンサルティングの南口です。
今夏のコロナは、想定していたよりも食市場に対してネガティブな影響が大きく、この状態でウィルスがより活性するという冬を迎えると思うとより一層対策が必要ですね。
以前のレポートからお伝えしていた通り、個人向けネット通販(BtoC−EC)は引き続き好調で、私のご支援先の多くは6月以降も概ね前年比200〜300%となっています。また業務用ネット通販(BtoC−EC)は6月、7月は一気にお問合せが増え、新規受注も増えています。業務用は売上の立ち上がりが遅いこともあって、上昇幅はBtoCには及ばないものの130%〜200%と伸ばしています。
■今、「4分の3製品」がアツい!
今ご支援先と取り組み反響が好調なのが【4分の3製品】です。
聞きなれないワードだと思います。これは私の造語で、いわゆる半製品からもう一歩完成品に寄せた製品を「4分の3製品」と呼んでいます。
例えば、ケーキ。
洋菓子店が、スポンジやホイップした生クリームという「半製品」を仕入れることはこれまでもありましたが、人手不足、効率化の観点から、スポンジに生クリームをナッペ(塗る)し、生クリームのデコレートまでした「4分の3製品」を仕入れ、最後、自店でフルーツを切って、盛り付け、販売するお店も出てきました。
4分の3製品を仕入れ、盛り付け・仕上げのみを自店で行い、効率化、新メニューの開発スピード化する飲食店も増えてきました。
使う側から見れば4分の3製品は、「仕上げだけ自店」で行えば「仕込み不要で、簡単に、自店のオリジナルの新メニューが出来る商品」なのです。
大規模チェーン店などであれば大手企業が工場で大量製造できるので安価に仕入れて販売することはできますが、ミドルクラスや小規模の飲食店ではそれが出来ません。
一方で、多くの飲食店は今、可能な限り人手をかけず売上を作りたい、小売店もどこにでもあるような商品は嫌だ、と思っています。ですからPB・オリジナル商品が欲しいわけです。本レポートをご覧の仕入れ担当者やバイヤーの方も共感いただけるかと思います。メーカーの方も「他ではないものがほしい」と言われたことがあるでしょう。
つまりロット面など種々ハードルがあるため、ニーズは多く存在するが、結果的に諦めている事業者も多くいるのが現実。そういった市場のギャップをつける商品こそ中小企業が作る高付加価値の『4分の3製品』なのです。
4分の3製品を準備しネットで販路拡大する、これが今好調なメーカーが取り組んでいる業務用通販の1つです。
さあ、あなたの企業でできる4分の3製品は何でしょうか?
結構、「自分の製品は難しいかな?」と思っていたが可能な場合も多いので、是非企画してみてください!
・飲食店経営者、バイヤー、仕入れを検討されている方も、「こんな事できないかな?」というご相談があればご一報ください。
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全国の小売店、飲食店へ販路拡大!経営者、経営幹部向け
第5回 食品BtoC−EC強化・参入セミナー
・上記「4分の3製品」についてもお話しています。
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