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マーケティングリサーチ会社のTPCマーケティングリサーチは、メニュー用調味料市場についての調査を実施しこのほど結果を公表した。
調査の結果、2016年度のメニュー用調味料の市場規模は前年比2.7%増の2,348億円となった。2016年度は悪天候に加え台風の影響により野菜が高騰したため、野菜を使用した中華総菜の素や野菜を具材とする鍋用調味料の売上が落ち込む結果となった。しかし一方で、有職女性や単身世帯の増加の影響により、本格的な美味しさを手軽に作れるパスタソース等の需要が拡大しており、市場全体ではプラス推移となった。
メニュー用調味料は、身近な食材を使って手軽に調理ができることが消費者ニーズを捉え、市場成長を続けている。近年では、単独世帯やシニア世帯の増加等から、高品質な食事をとりたい「本格派」の消費者も増えてきている。これを受けて各社は「簡便性」だけでなく「本格・高級」にフォーカスした商品を展開することで、更なる消費者層の取り込みを図っている。
同資料では、成長が続く、惣菜用・米飯用・鍋用・肉用・パスタ用などのメニュー専用調味料を対象に調査を実施。調査内容としては、分野・種類別の市場推移と要因、今後の市場予測、新商品の傾向、参入各社の商品コンセプト、販売動向、広告・販売促進策等をまとめ、今後のメニュー用調味料市場の開拓に向けた商品開発や販売戦略の一助となる資料としている。
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