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矢野経済研究所は流通菓子市場に関する調査結果をこのほど公表した。調査期間は2022年11月〜2023年3月。調査対象は流通菓子メーカー、卸売業、商社、関連団体等。調査結果の概要は下記の通り。
2021年度の流通菓子市場規模は前年度比3.8%減の1兆9367億円となった。ただし、複数の企業が収益記載会計基準を採用した新会計基準へ移行した影響があり、旧会計基準ベースの市場規模では同0.8%増の2兆281億円と拡大に転じたことになる。
2020年度はコロナ禍で在宅時間が増え流通菓子の家庭内消費は増加したが、ポケット菓子などの需要が縮小。旅行客が激減し、土産用途のご当地菓子が大幅に縮小した。
2021年度もコロナ禍の影響で大きくは前年度のトレンドを引き継いで推移。ただし巣ごもり特需の反動減が懸念されたものの、チョコレートを使用したビスケットの新商品のヒットやグミ市場の回復などで市場拡大した。
2022年度の流通菓子市場はカテゴリによって明暗が分かれ、スナック菓子やグミを中心としたキャンディ・キャラメル市場が増加するなど、全体の市場規模は拡大の見通し。
プレスリリースは こちら
矢野経済研究所のホームページは こちら |
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